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『「自分だけの答え」が見つかる13歳からのアート思考』を読んで

アーティストのように考えるということ。

  • 「自分だけのものの見方」で世界をみつめ
  • 「自分なりの答え」を生み出し、
  • それによって「新たな問い」を生み出す

自分だけのものの見方で「自分なりの答え」を生み出すこと。そこに価値があるという考えの大切さを語る本。

考えてみれば、学校教育、特に受験勉強において問いには答えがあるのが当たり前であり、その思考を今の自分がどっぷりとはまり込んでいる自分がいる。

筆者は「自分なりの答え」を出すことそのものが重要であること、それが芸術だけでなくビジネスの場でも大切なことを指摘している。

この本を読んで思い出したのが漫画「ブルーピリオド」に出てくる「あなたが青く見えるならりんごもうさぎの体も青くていいだよ」というセリフ。

最初に読んだとき、涙が出るほど感動したのですが、「13歳からのアート思考」を読んで、その感動の正体がようやくわかった気がする。

ますます複雑化して行く時代にあって、どこかにある正解を探し求めるよりも、自分なりの答えを出すことが生きていく上で重要になってくるのかもしれない。