精神科医で「アウトプット大全」等多数の著作を持つ樺沢紫苑さん。「世界のニュースを日本人は何も知らない」シリーズの著者、めいろま(谷本真由美)さん。
2人はそれぞれYouTube、X(旧Twitter)で情報発信されており、優れた洞察力を披露されています。
私は2人のファンで著作を何冊も読み、彼らのネットでの発信を追いかけています。
この2人の共通点は子どもの頃に映画が好きで感想文を書いていたことであり、二人の今のキャリアは映画の感想文を書いていたことがベースとなっているはずです。
私自身の経験ですが、映画の感想文を書くときは次のような作業を行います。
そうすると必ず、新たな気づきが生まれます。映画を見ているときは作品そのものに浸っていて考える余裕などないのですが、感想文を書くときは作品と距離を取ることができます。
映画を見ることで得られた感情体験を少し心の距離を置いて分析することで得られる経験というのは、人を成長させることができます。
我々の日常には、映画のような劇的な経験はまず起こりえませんが、疑似体験とはいえ映画を見ることで様々な経験し、それを自分の成長に役立てることができるとしたら、すばらしいことです。
私のようなおっさんですら、映画を見て感動し、感想文を書いて成長できる。
映画評論家、水野晴郎の決めゼリフ「いや~、映画って本当にいいもんですね」という言葉が身にしみます。