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ガーベージ・イン・ガーベージ・アウト

ガーベージ・イン・ガーベージ・アウト(Garbage in, Garbage out)。初めて読んだパソコン関連の本に書いてあり、印象に残った言葉。「ゴミを入れれば、ゴミが出てくる」、すなわち、正しい情報を入力しなければ、出力される情報は正しくないという意味。

このことはGoogleなどの検索エンジンに入力する検索キーワードやChatGPTなどの生成AIに入力する質問でも同じことが言えます。

正しいキーワードや質問を入力しなければ、正しくない回答が返ってきます。AIが目覚ましく発達し、これからどんな世界になるのかが注目されていますが、今のところ「ガーベージ・イン・ガーベージ・アウト」の原則は変わってはいないようです。

では、どうすれば検索エンジンに正しいキーワードを入力できるのか、ChatGPTに正しい質問を入力できるのでしょうか。

考えられるのは

  • 現状把握

正しく現状を把握すること。

  • 課題設定能力

正しく現状を把握した上で何が課題となっているのかを言語化する力。

  • 仮説力

検索エンジン、生成AIに正しい情報を入力できたとしたらどのような回答が得られるかを予測する力

  • 語彙力・国語力

適切な言葉を選ぶ力。正しい言葉を使える力。

  • 習熟

検索エンジンや生成AIが持っている癖を知ること。

などでしょうか。

結局のところ、検索エンジンや生成AIがどれだけ発達しようと、それを使う人間の資質によって得られるものの質が変わるということです。