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若者世代について考えた

最近の若い人、特に20~30代前半の人達について考えてみました。

私の甥はちょうど就活の時期にさしかかっています。

彼の話しを聞くと、今の同世代の子達は「とにかくブラック企業には行きたくない」という意識が強く、社会に出て何をしたいかということをあまり考えていないように思えます。

根底にあるのは彼らが「社会を信用していない」ということ。

彼らが知っている日本という国は、先進国から転がり落ちて止まる気配のない暗い未来しかない存在です。

消費税や社会保険料などの増税が繰り返される。国の借金はふくれあがる一方。年金保険料が上がるけど、将来自分達が払った分をもらえることはない。

「世代間の相互扶助」という美しい言葉とは裏腹に、現実は上の世代による下の世代からの搾取にすぎないのだと彼らは認識しています。

そうして生み出されれた若い世代が抱える「上の世代に対する敵意」が今後、日本の社会にどう影響を与えていくのか気になります。