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トップの決断~ロシアのウクライナ侵攻を考え~~

ロシアのウクライナ侵攻について、岸田総理の意志決定が遅すぎるとする批判記事を読みました。

「ロシア=悪、ウクライナ=善」だからウクライナへの人道支援をするべきだ、という考え方がこの記事の根底にはあるようです。軍事支援ではなく、人道支援をするのに何の配慮がいるのか?ということです。

 被害者であるウクライナのために戦争に傷ついた人々に医療品や食料を送るのは確かに人道的に正しいことです。ただ、それによってウクライナの継戦能力は上がることも事実です。医療品や食料品は戦争するために必要な物資だからです。

 ウクライナとの戦争の当事者であるロシアにとって、日本が医療品や食料を提供するのも、武器を提供するのも、ある意味同じことであり、ウクライナを支援するための利敵行為であることに違いはないのです。

 また、ロシアは人類を滅亡させるほどの核兵器を保有する軍事国家であり、しかも独裁でもあります。独裁者であるプーチンが「日本に核ミサイルぶちこんだれ」と命令すれば誰も止められません。

 そう考えると、岸田総理の意志決定は極めて重いものであることがわかります。軽々しく「ウクライナ支援」を表明したら核ミサイルが飛んできて日本が消滅してしまった、となっても不思議ではないからです。

 GDPでは世界の11位に過ぎないロシアが世界を敵に回しても戦えるのは、結局のところ桁外れの軍事力を保有しているからです。「誰も戦争を望んでないから戦争は起こらない」、なんて幻想なんだと思い知らされます。