新型コロナウイルス感染症は日本人にとってどの程度の脅威なのか?
素人が考えてみた。
新型コロナウイルス感染症がどれだけ危険なものなのか、考えるには比較する対象がなければならない。
比較対象として妥当なのは毎年流行するインフルエンザだろう。
比較基準は「感染力」と「致死率」。
インフルエンザの致死率を調べたところ、毎年だいたい0.1%くらい。1000人感染したら1人亡くなる計算だ。
それに対し、新型コロナウイルス感染症の致死率は1.4%。なんとインフルエンザの14倍。1000人感染したら14人が亡くなる計算だ。これは無視できる数字はない。
では感染力はどうだろう。
日本で毎年インフルエンザに罹患する人は約1000万人。日本の人口を考えると12人に1人が感染していることになる。
もし、新型コロナウイルスがインフルエンザと同じ1000万人が罹患すると、日本の人口1億2千万人の1.4%、168万人が亡くなることになる。
太平洋戦争で亡くなった日本人が約200万人だということを考えるととんでもない数字だ。
ただ、12月23日時点で、日本での新型コロナウイルス感染症による死者数は2、877人に過ぎないので、インフルエンザほどの感染力はないと思われる。
これからのことはわからないけれど、今のところ、新型コロナウイルス感感染症に対して、少し過敏に反応しすぎている言えるのではないだろうか?