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新型コロナウイルスの経済への影響を考える

十数年前のリーマンショック。アメリカの住宅ローンがどうのこうので対岸の火事くらいに思えていたのだが、気付いたら世界金融危機にまで発展し、JALまで破綻してしまった。

 今回の新型コロナウイルスは日本の雇用の8割をしめるという飲食・観光・サービス業を直撃した。対岸の火事どころではない。幸い、日本での新型コロナウイルス感染による死者は現在1,600人程度とヨーロッパやアメリカに比べてはるかに軽微だ。しかし、世界経済は密接に繋がっている。アメリカのGDPの3割が新型コロナで吹き飛んでしまった状況で、日本経済だけが無事でいられるはずもない。

 新型コロナウイルスによる売上減によって企業のバランスシートは痛み続けており、傷んでしまったバランスシートは新型コロナウイルスの感染拡大が収まったとしても簡単に元には戻らない。新型コロナウイルスの感染が収まっても景気はすぐに回復するわけではない。

 金融機関も無限に融資を続けられるわけではなく、いずれは世界金融危機に発展する可能性がある。

 今、企業にできることは①現金を確保すること、②給付金等もらえるものはもらう、③金融機関との連絡を密に取り、信頼関係を構築すること、だろう。

 間違っても、新型コロナウイルス感染の沈静化を見込んで新たな設備投資は行わないことだ。生き残りさえすれば、景気が回復してからでも設備投資は十分間に合う。