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一発逆転狙いの怖さ(オペラント条件付け)

 「一発逆転狙い」の怖さというのは、失敗の確率が高いということではなく、それが成功してしまったこと場合の悪影響にある。

 例えば、お金に困った人が、一発逆転を狙ってギャンブルに有り金を突っ込んだ結果大金を手に入れたとする。

 この人は将来お金に困ることがあると、次もギャンブルで何とかしようと思うだろう。

 「ある行動をした結果、自分に良いことが起こった場合、その行動に対して良いイメージを持ち、積極的に行うようになる」

 これを心理学では「オペラント条件付け」という。

 「オペラント条件付け」は強力で、一度身につけてしまった行動パターンを変えるのは容易ではない。

 私の場合は、中学生の頃に身についてしまった「一夜漬け」の習慣だ。中学一年生のとき、最初の中間テストに一夜漬けで挑んだところ、びっくりするくらい成績が良かった。

 成績が良かったのはたまたまの偶然だったのだが、以後、「一夜漬け」は私の試験勉強のスタイルとして定着し、成績が落ちたからといってその習慣が改まることはなかった。

 あの中間テストで悪い点数をとっていれば、「一夜漬け」の悪習を身につけることはなかったろうにと思うと、今でも残念でならない。

「一発逆転」狙いの行動は、失敗しても成功してもろくなことにはならないのだ。