いつも通っている道で、ビルの取り壊しがあったとき「このビルの1階のテナントって何屋さんだったかな?」と思ったことはないでしょうか?
私はしょっちゅうあります。これはお店が風景に溶け込んでしまい、見えているのに脳が認識しないせいで起こります。
脳は目に見えているものすべてを記憶しているのではなく、関心のない情報は存在しないものとして無視します。
お店の経営者は「看板あるからみんなお店のことは知っているはず」と思いがちですが、それは間違いなのです。
支援先のお店でが「近所の人に聞いたら誰もお店があることに気づいていなかった」とショックを受けている経営者がおられました。
風景に同化しないようにするには「変化」をつけること。
マクドナルドなどのチェーン店は、継続してキャンペーンを開催し、店の前で告知することで「変化」をつけています。
脳は「変化」に敏感なので意識にひっかかります。
お店を風景に同化させないためには、継続した努力が必要なのです。